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アース・モンダミンカップ 帯同キャディー騒動

女子ゴルフツアー、アース・モンダミンカップの初日、珍事件が起きました。
キャディーが選手のショット選択に不満を持って、怒声。
プレーに支障をきたした選手が、キャディーを交代させざるを得ないこととなりました。

現時点で、JLPGAが調査中です。
それは、以下の規定によるためです。

※2022年度 JLPGAトーナメント規約・規定集 帯同キャディ規則(抜粋)
2.キャディは、いかなる時でもエチケットとマナーを守り、他のプレーヤーに対しても心くばりを忘れず、スポーツマンシップに違反するような言動をしてはならない。
3.トーナメント事業部が、キャディについて、エチケット、マナー、着用物、身だしなみ、風紀を乱す等の理由により、JLPGAトーナメントのキャディとして適切でないと判断した場合、トーナメント事業部は当該キャディに対してトーナメント会場からの退去、または着用物の交換の指示をするなど必要な措置を講ずることができる。
さらに「キャディに関する一切の責任は、当該キャディを帯同した選手が負うものとし、キャディが本規則に違反したときは、トーナメント事業部は、当該キャディを帯同した選手に対しても、別途定めるJLPGAトーナメント罰則規定に従って罰則を科すことができる」と定めている。

ことの詳細については、以下の取材記事が生々しいです。

事実として、18番からの4ホールは、帯同していた石井プロコーチが急きょキャディーに交代。
しかし、石井さんは、コーチとして帯同していただけで、キャディーをするとは夢にも思っていない。
ましてや、WOWOWで生中継の全米女子プロの解説もしているため、体調も万全とは言えません。
そのため、4番ホール以降は、クラブメーカーの担当者が、これまた、急きょ、キャディーを交代しました。

問題のキャディーについては、過去にも、2週間の職務停止処分を受けたことがあります。
個人的には、彼が今でも本質的には変わっていなかったことに驚きます。

さて、JLPGAのトーナメント規約・規定集 帯同キャディ規則によると、キャディーはもちろん、選手にも処分が及ぶ可能性があります。

初期報道を見る限りでは、選手に責任が及ぶのは心情的には、かわいそうな気もします。
一方で、起用した責任と言った意味からは、選手にも処分が及ぶ可能性はありえます。
※「誰がコイツを連れて来たんやっ」て話ですね。

せっかくの素晴らしい舞台なのに、残念な出来事としか言いようがありません。
JLPGAによる事実確認と処分も気になるところですが、根本を問われるところ。
つまり、プロキャディーなのですから、少なくともルールは守るべき。
それ以前に、プロキャディーとは、どういった存在なのかを認識してほしいと思います。

ちなみに、今回の件は、属人的、かつ、非常に例外なものだと思います。
つまり、この件を持って、「キャディーって・・・」と語るにはふさわしくないと言うことですね。
事実、アース・モンダミンカップの中継には、ラウンドを終えたプロキャディー数名がゲスト出演されていて、立派にお仕事されていますから。

さて、大西葵さんは、交代したキャディーさんで予選を通過しました。
事実確認については既に始まっていますが、週明けにまたがるようです。



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アース・モンダミンカップ 帯同キャディー騒動_c0405084_13003398.jpg

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by zawa_golf | 2022-06-25 09:08 | 女子ゴルフ | Trackback | Comments(0)

by 座和